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定款が見つからない…?よくある落とし穴と、今すぐ確認したい“整備のポイント”

  • 2025年7月14日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年8月1日

~定款の管理・保管・再取得のコツとは~



「定款、どこ行った…?」という経営者は意外と多い


設立から数年が経ち、ふとした時に「定款を提出してください」と言われて焦った——そんなご経験、ありませんか?


実はこの「定款が見つからない問題」、中小企業やスタートアップ経営者からよく聞く“あるあるトラブル”のひとつです。

というのも、定款は日常業務ではあまり使う機会がありません。そのため保管場所を忘れたり、最新版が手元にないといった状況が起こりやすいのです。

しかし、いざというときに見つからなければ、手続きがストップしたり、信用を損ねてしまうリスクも……。


定款が見つからずお困りの方へ

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今回は、そんな「定款」に関する落とし穴と、経営者なら押さえておきたい“整備のポイント”について、わかりやすく解説します。



定款とは?会社経営を支える「ルールブック」


定款とは、会社の目的・商号・本店所在地・株式・機関設計など、経営の基本的な枠組みを定めた「会社のルールブック」です。

ときに“会社の憲法”とも呼ばれるこの書類は、日常業務では意識されにくいものの、重要な意思決定の裏付けとなる根拠資料です。

株式会社の場合、設立時に公証役場での認証を受けた「原始定款」を基に会社登記が行われます。


とはいえ、設立時に司法書士に任せたきり、中身を一度も見直していない。そんなケース、意外と多いのではないでしょうか?



定款が必要になるシーンとは?提出が求められる具体例


「定款なんて普段使わない」と思われがちですが、提出が求められることが意外と多いのです。たとえば、以下のようなケースです。


  • 銀行口座の開設や融資申込

  • 助成金・補助金の申請

  • 取引先との契約(NDAなど)

  • 役員変更などの登記手続き


いずれも、「会社の基本情報」や「内部ルール」の確認が求められる場面です。



「定款が見つからない」ときに取れる手段


「もう何年も前で、どこにしまったかわからない…」そんな場合には、以下の方法で原始定款を取り寄せられる可能性があります。


  • 設立時に関わった専門家(司法書士等)に確認する

  • 公証役場で認証された「原始定款」の謄本を請求する


ただし、ここで注意が必要です!



【落とし穴】

原始定款は“最新版”ではない!整備の重要性


取り寄せ可能な定款は、あくまで設立時の「原始定款」です。

その後に、たとえば以下のような変更を行っていても、原始定款には反映されていません。


  • 事業目的の追加・変更

  • 本店所在地の変更

  • 機関設計の見直し(取締役会の設置・廃止など)

  • 株式に関するルールの変更


つまり、原始定款と現在の会社の実態が一致していない場合、提出書類としての有効性を欠く恐れがあるのです。

 

実際に、提出した定款が設立時のままで、現在の事業目的と合っていなかったため、補助金申請が不備扱いになったというケースもあります。

このように、“最新版の定款”を常に確認できる状態にしておくことは大切です。

他にも、最新版の定款が見つからず、役員変更の手続きが進められなかった結果、取引先との契約締結が遅れてしまったケースもありました。


特に融資や補助金、登記手続きなど「一発勝負」の場面では、情報の正確さが大きな差を生みます。


定款の最新版が見つからない、

不安がある…という方へ

早めに確認・整備しておくことで、

トラブルを未然に防ぎましょう



定款以外にも要注意!所在不明になりやすい書類とは?


定款以外にも、次のような書類は所在不明になりがちです。


  • 登記事項証明書(会社謄本)

  • 株主名簿

  • 議事録(株主総会・取締役会)

  • 取締役の就任承諾書など


これらの書類がしっかり管理されている会社は、外部からの信頼も高く評価されます。



書類管理は、企業成長を支える基盤です


定款を含む各種書類は、会社が成長していく中で、必要となる機会が必ず訪れるものです。


とりわけ、資金調達や新規事業、組織の見直しなど、企業が次のステージへ進もうとする重要なタイミングでは、正確で整った書類が求められます。

定款その他の書類が適切に整備されている会社は、成長フェーズにおいても、スムーズかつ確実にステップを踏んでいくことができます。


「万が一に備える」だけでなく、「チャンスを逃さないため」にも、日頃からの整備が大切です。



定款の管理・再取得・見直しもお任せください


  • 定款が見当たらない

  • 現在の会社の実態と一致しているか不安

  • 見直し・変更の必要があるかわからない


そんなときは、司法書士クロスワン・オフィスへぜひご相談ください。ご相談は無料で承っています。


設立から年数が経過している会社様こそ、今一度、定款の最新版を確認することが大切です。


「定款って何に使うの?」という基本的なご相談からでも大丈夫です。

まずは一緒に、“会社のルールブック”を整え、これからの成長に備えましょう!



司法書士クロスワン・オフィス

Tel:03-4400-1370

会社謄本がお手元にあるとスムーズです


司法書士クロスワン・オフィスは、会社経営のパートナーとして、法務の安心をともに創り、ともに高め、ともに歩んでまいります。



 
 
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